コード・A・ピラー ツイスト

フィッシャープライス社の「コード・A・ピラー」(以下 ピラー)の新製品「コード・A・ピラー ツイスト」(以下 ツイスト)が発売されていました。新製品と言うより廉価版?日本向けカスタマイズ?かも知れません。
2つの違いを見てみましょう。

ツイスト
まずは大きさ。持っていたピラーは人にあげてしまったので並べて比べられませんが、感覚的にはツイストはピラーの1/2の大きさに感じます。パッケージは1/4ぐらいにコンパクトになっています。ピラーを動かすにはかなり広い場所が必要で、日本の標準的な住居では遊ぶのが厳しいのでは?と思っていましたが、ツイストぐらいの大きさなら十分遊べそうです。

ツイスト

次にパーツ数ですが、8→5に減っています。そして、パーツをつなぎ替えてコードを組み合わせるのではなく、ダイヤルを回してコードを選ぶようになっています。選べるコードは8種類で、動作として「まっすぐ進む」「右へ曲がる」「左へ曲がる」の3種類、音として「音楽」「しゃべる」「どうぶつのまね」「たべる」「ねむる」の5種類です。音の種類は増えていますが、自由度は小さくなっていますね。ピラーの方は2セット分つなげても動きました。また、ダイヤルを見れば分かるように、動きか音かどちらか選ぶ形になっているので、極端な場合、全部音にすると一歩も動かないことになります。

ツイスト

他には、音量がスイッチで大小変えられるようになりました。ピラーの音はかなり大きかったので、これも日本の住宅事情に合わせたのでしょうか。

ツイスト

最後に値段ですが、現時点ではツイストはピラーのほぼ半額です。1年ほど前ぐらいはピラーも3000円台で安売りしていたのですが、値段が戻っていますね。小学校でプログラミング教育開始と言うことで注目されてきたのでしょうか。

まとめると、ツイストは最初に言ったようにパーツ数を減らして値段を下げた廉価版であり、日本の住宅事情に合わせてカスタマイズした日本仕様ともいえるでしょう。

Makeblock Neuron Inventor Kit

Makeblock Neuron

Makeblock社の Neuron Inventor Kitです。前に紹介したlittebitsと同じコンセプトで、マグネットで連結する各種ブロックを中心に構成されています。

Makeblock Neuron
ブロックは3つのカテゴリに分かれています。グリーンのものが電源&通信ブロック、オレンジのものがインプットブロック、ブルーのものがアウトプットブロックです。
このInventor Kitにはグリーンは電源とBluetooth、オレンジはジャイロセンサーとファニータッチ、ブルーはブザーとLEDパネルとデュアルサーボドライバーが入っています。他にケーブル類やNeuronボード、ガジェット紙が付属しています。説明書はちゃんと日本語です。

Makeblock Neuron
基本的にはプログラミングしなくても各ブロックの機能を組み合わせて動作させるアンプラグドな使い方が出来ます。例えば電源ブロック・ジャイロセンサー、ブザーを組み合わせると、振動を感知するとブザーが鳴る仕組みが作れます。

Makeblock Neuron
プログラミング環境にはMakeblock社製品全てに共通に使えるmBlock5とNeuron専用のMakeblock Neuronアプリがあります。Android用とiOS用両方があるはずですが、現時点(2020.01.17)でAndroid用の方はホームページ上のリンクが切れていて、プレイストアで検索しても見つかりません。

Makeblock Neuron
アプリを立ち上げてキットを選択するとそのキットで製作できるもののチュートリアルが用意されています。実際にガジェット紙を組み立てるビデオなどを見ながら製作することが出来ます。アプリの感じもlittebitsに似ていますね。^^;

Makeblock Neuron
もちろんブロックを使ったビジュアルプログラミングも用意されていますが、ちょっと独特な感じのものです。

Makeblock Neuron
他にもいくつかキットが発売されていますので、予算に合わせて選ぶといいですね。

Makeblock Neuron

Makeblock Neuron