新型のチェキです・・・と言うのは冗談で、サーマルプリンター内蔵のトイカメラです。
低学年でデジカメを使う場合、撮影はすぐ出来るようになるでしょうが、問題は印刷です。Windows環境ではデジカメをケーブルでつないだり、SDカードを取り出してリーダーで読み込んだりとなると低学年の児童が自力でやるのは難しいです。むしろタブレットで撮影して印刷する方が現代の子どもたちには簡単かも知れません。とは言え、校外活動にまで学校のタブレットを持って行くわけにはいきませんし、やはりデジカメでの撮影も身につけておきたいものです。
と言うことで、サーマルプリンター内蔵のトイカメラは使えないだろうかと試してみました。カラーで印刷されるチェキもありますが、ランニングコスト的に授業で使うのは無理ですね。
サーマルプリンター内蔵のトイカメラは数種類販売されていますが、さすがにトイカメラに一万円以上出すのはどんなもんだろうかとためらっていましたが、半額程度の商品も出てきましたのでついに手を出してしまいました。^^;
製品にはストラップと予備のロールペーパー、SDカード、カラーペンが付属しています。黒白で印刷されるので、自分で色を塗って楽しむというコンセプトですね。
充電用のUSBポートとSDカードのスロットは上についています。印刷物のサイズは理科ノートなどに貼るにはちょうどいいですね。肝心なのは印刷品質ですが、植物などを撮影して自分で色を塗るとすると厳しいですね。SDカードに記録される画像ファイルも見ての通りで、初期のデジカメを思い出す品質です。
結論としては、小学校の授業で使うには厳しい、未就学児あたりがデジカメに慣れるための練習台にするぐらいが適当でしょうか。