STAR WARS DROID INVENTOR KIT

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littleBits社から発売されているSTAR WARS DROID INVENTOR KITです。
Bitsと呼ばれる各種モジュールをマグネットでつなぎ合わせて電子回路やプログラミングを学ぶSTEM教育のツールです。入門用から用途、目的に合わせたモジュールをパックにしたキットが多数販売されています。

STAR WARS DROID INVENTOR KITは6種類のBitモジュール、23種類のドロイド・パーツ、3種類のステッカー・シートが同梱されていてR2ユニットを作ることが出来るキットです。また、日用品など使ってカスタマイズすることやモジュールを追加して機能を増やすことも出来ます。

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箱を開けると上部にはBitモジュールと小さいドロイド・パーツ、ステッカーなどが入っています。写真の左側半分に入っているのがBitモジュールです。

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下にはドロイドの透明ボディパーツが入っています。はっきり言って大きいです。まあ、組み上げると高さ30㎝はありますから、アメリカンサイズですね。(笑)
組み立てやプログラミングはDroid™ Inventor App 2.0というアプリを使ってやります。

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モジュール同士をつなげる部分は3つの端子と出っ張りがあってかみ合うようになっています。また、磁石の極の組み合わせもあるので、間違ってつなげることが無いようになっています。

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R2ユニットを動かすために必要なパワーBit、コントロールハブBit、DCモーターBit、サーボBitをつなげると写真のようになります。この他に障害物回避に使う近接センサーBitとワイヤーBitがあります。
これを取り付けブロックに取り付け、車輪フレームに車輪を取り付ければ内部構造は完成です。これだけでも動かせます。

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後はボディパーツを取り付ければ基本形が完成です。ボディパーツははめ込み式で簡単につけ外しが出来るようになっていて、近接センサーBitを追加してセルフナビゲーションモードにしたり、頭部や腕を動かすようにすることもできます。

Droid™ Inventor App 2.0については次回紹介します。

Edison

Edison

オーストラリアの会社が販売しているロボットカーです。

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パッケージがロボットカーを巻くようになっていて、そこに電池の入れ方など最小限の使い方が印刷されています。と言うことで、販売会社のHPで調べることが必須です。
外見はシンプルですが、センサー類は豊富に搭載されています。

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上部後方にはブサー兼音センサー、プログラムの再生ボタン、停止ボタン、記録ボタンがあります。

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前面には左右に光センサー、赤外線LED、赤LED、中央に赤外線受光部があります。

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下部には電源スイッチ、ライントラッキングセンサー、EdCommケーブル接続口があります。

Edison

このEdCommケーブルと言うのがEdisonの最大の特徴です。通常ロボットカーはプログラムを転送するのにUSB端子やBluetoothで接続しますが、EdCommケーブルはイヤホン端子を使っています。PCの音量を100%にして転送するなどの注意点はありますが、きちんとプログラムは転送されました。ユニークな方法ですね。また、ライントラッキングセンサーを利用してバーコードを読み込むことでプリセットプログラムを読み込むこともできます。

Edison
Edisonをプログラムするには3つの方法があり、全てオンラインで行います。オフラインのプログラムやiOSやAndroid用のアプリもありません。(HPには作るかも、みたいなことが書いてはありますが・・・)

EdBlocks
1つめの方法はEdBlocksと言って、見て分かるようにレゴ マインドストームEV3などと同じように横にブロックをつなげていくタイプです。残念ながら日本語には対応していませんが、HPの翻訳機能である程度はカバー出来ます。まあ、ビジュアルプログラミング言語に慣れていればなんとかなるかと思います。

EdScrath
2つめの方法はEdScrathと言って、名前の通りScratchを元にした縦にブロックをつなげていくタイプです。残念ながら、これにはHPの翻訳機能が働きません。

EdPy
3つめの方法はEdPyと言って、Pythonに基づいたテキストベースのプログラミング言語です。

プログラム転送
どの方法でもプログラムを転送するには右上の「エジソンプログラム」をクリックして注意に従って転送します。

HPを見るとEdBlocksが7歳以上、EdScrathが10歳以上、EdPyが13歳以上という想定で作られているようです。

Edisonは値段もmBOTの半額程度なので、日本語対応の問題がなければ活用できそうなのですが残念ですね。