Makeblock Neuron Inventor Kit

Makeblock Neuron

Makeblock社の Neuron Inventor Kitです。前に紹介したlittebitsと同じコンセプトで、マグネットで連結する各種ブロックを中心に構成されています。

Makeblock Neuron
ブロックは3つのカテゴリに分かれています。グリーンのものが電源&通信ブロック、オレンジのものがインプットブロック、ブルーのものがアウトプットブロックです。
このInventor Kitにはグリーンは電源とBluetooth、オレンジはジャイロセンサーとファニータッチ、ブルーはブザーとLEDパネルとデュアルサーボドライバーが入っています。他にケーブル類やNeuronボード、ガジェット紙が付属しています。説明書はちゃんと日本語です。

Makeblock Neuron
基本的にはプログラミングしなくても各ブロックの機能を組み合わせて動作させるアンプラグドな使い方が出来ます。例えば電源ブロック・ジャイロセンサー、ブザーを組み合わせると、振動を感知するとブザーが鳴る仕組みが作れます。

Makeblock Neuron
プログラミング環境にはMakeblock社製品全てに共通に使えるmBlock5とNeuron専用のMakeblock Neuronアプリがあります。Android用とiOS用両方があるはずですが、現時点(2020.01.17)でAndroid用の方はホームページ上のリンクが切れていて、プレイストアで検索しても見つかりません。

Makeblock Neuron
アプリを立ち上げてキットを選択するとそのキットで製作できるもののチュートリアルが用意されています。実際にガジェット紙を組み立てるビデオなどを見ながら製作することが出来ます。アプリの感じもlittebitsに似ていますね。^^;

Makeblock Neuron
もちろんブロックを使ったビジュアルプログラミングも用意されていますが、ちょっと独特な感じのものです。

Makeblock Neuron
他にもいくつかキットが発売されていますので、予算に合わせて選ぶといいですね。

Makeblock Neuron

Makeblock Neuron

Elegoo スマートロボットカーキット V3.0 Plus

V3.0 Plus

Elegoo社から発売されているスマートロボットカーキットV3.0 Plusです。
前に紹介したRobot Car mini V1.0の上位に当たります。Robot Car mini はArduino nano互換ですが、こちらはArduino uno互換ですね。
パーツ数はかなり多くなります。(パーツの写真は間違って削除してしまったのでありません。^^;)なくしやすい細かいネジやナットは1~2個余分に入っていました。
説明書は英文ですが、詳しく図解されていますので、問題なく組み立てることが出来ました。日本語の説明書が必要なら、https://www.elegoo.com/download/からダウンロード出来ます。チュートリアルなども一緒です。
センサー類はらライントレースセンサーと超音波センサーが搭載されています。超音波センサーは左右に首振りします。
プログラミング環境ですが、基盤がArduino uno R3互換ですので、前々回紹介した方法(Arduino IDE、Scrattino3、mBlock5でプログラミングすることが出来ます。

V3.0 Plus
また、Robot Car mini でも使ったElegoo BLEツールでもプログラミングすることが出来ます。

V3.0 Plus
ラジオコントロールモードではプリインストールされている障害物回避モード、追跡モードも選ぶことが出来ます。

V3.0 Plus

V3.0 Plus左 スマートロボットカーキットV3.0 Plus  右  Robot Car mini V1.0

ブロックでのプログラミングを比較してみるとRobot Car mini用の方がブロックが多く用意されています。V3.0 Plusの方は英文のままですし、声&光のブロックはまったくありません。まあ、こちらの方が上級者向けなので、Arduino IDEでのプログラミングを想定しているのでしょう。