
DFROBOTから販売されているmicro:bit用のロボットカーmicro: Maqueenを試してみました。

部品数は少なく、ネジなど付属していません。ケースには「60秒で組み立てられる」と書いてあります。タイヤや超音波センサーなどをはめ込んでいくだけなので、60秒は無理ですが5分もあれば組み立てることができます。

シャーシ表面には赤外線レシーバー、ブザー、赤色LED、超音波センサーが、シャーシ裏面にはライントレースセンサーがついています。

プログラミングはサードパーティ製のエディターMind+も利用することができますが、ここでは公式エディターのMakeCodeエディターに拡張機能を追加してプログラムしてみます。拡張機能でhttps://github.com/DFRobot/pxt-maqueenを検索するとMaqueenのブロックが追加されます。
ライントレースのプログラムはプログラムは前に紹介したものと同じなので、光センサーを使って光が当たると走り出すプログラムを考えてみます。

論理のブロックから「もし〇〇なら〇〇、でなければ〇〇」のブロックを選びます。次に「〇=〇」のブロックの「=」を「>」に変えて条件判断の部分に入れます。

そして、入力から「明るさ」を選び「明るさ>100」とします。光センサーは光が当たると0~255の値を返しますので、ここでは100としましたが、あまり大きすぎなければ任意でいいと思います。

後はMaqueenのブロックから条件が真の時は「モーターを動かす」、偽の時は「モーターを止める」のブロックをそれぞれ入れます。走る速度が光の強さで変わるように「明るさ」を入れてみました。

micro: Maqueenは定価が3000円台ですが、ネットショップなどではとんでもない値段がついていることもあるので、ご注意ください。