
緊急事態宣言が解除されて学校も再開され始めていますが、3密にならないように対策したり、遅れを取り戻したりとこれからが大変ですね。流行の第2波も心配されます。これ以上休校すると夏休み無し等の対応をしても遅れを取り戻すことは出来なくなりそうです。
休校期間中にウェブ会議を使ってリモート授業が試みられていましたが、今後を考えるとリモート授業に対応できるように考えておくのは小中学校でも必要だと思います。感染拡大を避けるためにクラスを半分に分けて、交互に登校とリモート授業なんて対応をしなければならない状況もあるかも知れません。
GIGAスクール構想を本年度中に前倒しという話になっていますが、予算決定までに時間がかかるし、全児童・生徒分のタブレットを調達するのも大変です。少子化とはいえ小中学生だけでも1000万人近くいます。通常の需要にこの数がプラスされるのですから、子どもたちの手元にタブレットが届くのはようやく来年度なんてことがありそうです。比較として適切かどうか分かりませんが、前回の指導要領改訂で理科の実験内容が大きく変わり、新しい実験器具を全国の学校が一斉に注文したときは製造が間に合わず全部揃ったのは年度が替わってからでした。今回はどうなるでしょうねぇ。
さて、リモートワークや大学のリモート授業では「ZOOM」がよく使われているようですが、公教育で使うのはどんな物でしょうか?セキュリティ面での不安などありますし、リモート飲み会などなら「ZOOM」でもいいでしょうが、リモート授業をしたいとはあまり思えません。

実際に学校で使うにはアカウント設定などもありますし、専用のソフトを使うか、無料ソフトなら「Microsoft Teams」や「Google Meet」あたりが妥当かなと思います。
「Google Meet」はこれまで有料でしたが、5月に無料化されました。無制限に使えるのは9/30までですが、その後も100人まで60分間の会議はずっと無料となるそうです。GmailやGoogleカレンダーから会議を開始できたり、PCなら専用ソフトが必要なくブラウザだけでよかったりと使い勝手はよさそうです。

「ZOOM」と大きな違いはバーチャル背景の有無でしょうが、授業には必要ないだろうし、必要ならバーチャル背景の機能を追加できるソフトもあります。
実際に使ってみると不都合な部分も出てくるでしょうが、有力な候補だと思います。児童のアカウントの管理なども考えると「G Suite for Education」の導入も視野に入れておくべきでしょう。
話は変わってウェブカメラ代用品についてです。
一時の品不足は解消されつつあるようですが、ウェブカメラのジャンルの製品は画素数が少ない物が多いので、もう少し画質のいい物が使えないかと考えてみました。
デジタルカメラやデジタルビデオなどでも使える物がありますが、同程度の価格帯で考えると代用になるのはアクションカメラでしょう。ウェブカメラ機能に対応している物、いない物がありますが安い物では3980円程度からあります。

試してみたのはAPEMAN A66Sという製品です。中国製で「箱はA66のままだけど、中身は新製品のA66Sだから大丈夫だよ。」などと箱にシールが貼ってある中々楽しい製品ですが、問題なく使えました。


PCとUSBケーブルで接続する自動的にメニュー画面が出るのでPCカメラを選ぶだけでウェブカメラとして使えます。「Google Meet」で「設定」→「カメラ」と進んでいくと「GENERAL-UVC」として選択できます。

問題点としては、アクションカメラは画角が170°と広いので、写したくないところまで写ってしまうことでしょうか。予算があれば画角を変えられる機種や外部マイクが使える機種もあります。
また、コストをかけたくない場合は、使わなくなったスマホを利用することも出来ます。機種変更して余った数年前のスマホでもウェブカメラと比べれば画質は大分いいですね。
スマホをウェブカメラとして使うにはスマホにアプリケーションをインストールした上で、PCにもソフトをインストールする必要があります。
無料のウェブカメラ化アプリはいくつかありますが、「Droid Cam」の場合は課金しないとスマホ側の画面に広告が表示されます。また、安定して接続するためにUBS接続にするには開発者向けオプションでUSBデバッグを有効化しておくことが必要です。




「iVCam」の場合は課金しないと画像に透かしが入り、高解像度が選択できません。
どちらのアプリも多少の制約はありますが、無料でも十分使えるので興味があれば試してみるといいでしょう。








