UCTRONICS HC-SR04

HC-SR04

UCTRONICS社のHC-SR04です。
一番安いキットなので、ライントレースセンサーは無くて、超音波センサーのみです。

HC-SR04
1000円高い上位機種だとライントレースセンサーがついてます。その割には大量のスペアのネジや使わないケーブールが入っていたりします。(矢印のもの)また、モータードライブモジュールがUNOボードに刺さった状態で入っているのに、組み立てるには一度外さなければならないとか、親切なのかどうか意味不明ですね。
説明書は簡単な物しか入っていないので、HPをチェック。日本語版はありませんがセンサー類が少ない分、組み立ては簡単なので何台かロボットカーを組み立てた経験があればイラストを見ながらで組み立てできます。

HC-SR04

プログラミングはArduinoIDE以外にビジュアルプログラミング環境とAndroid用アプリが提供されています。
ビジュアルプログラミングの方はScratch2ベースで、ロボットカー用のブロックが追加されています。言語を日本語にしても追加ブロックは日本語になりません。

HC-SR04
Android用アプリの方はリンクが切れていて、Playストアで検索しても既に削除されているようで、チェックできませんでした。他社のように付CDをつけて.apkファイルを入れておいて欲しいものです。

コード・A・ピラー ツイスト

フィッシャープライス社の「コード・A・ピラー」(以下 ピラー)の新製品「コード・A・ピラー ツイスト」(以下 ツイスト)が発売されていました。新製品と言うより廉価版?日本向けカスタマイズ?かも知れません。
2つの違いを見てみましょう。

ツイスト
まずは大きさ。持っていたピラーは人にあげてしまったので並べて比べられませんが、感覚的にはツイストはピラーの1/2の大きさに感じます。パッケージは1/4ぐらいにコンパクトになっています。ピラーを動かすにはかなり広い場所が必要で、日本の標準的な住居では遊ぶのが厳しいのでは?と思っていましたが、ツイストぐらいの大きさなら十分遊べそうです。

ツイスト

次にパーツ数ですが、8→5に減っています。そして、パーツをつなぎ替えてコードを組み合わせるのではなく、ダイヤルを回してコードを選ぶようになっています。選べるコードは8種類で、動作として「まっすぐ進む」「右へ曲がる」「左へ曲がる」の3種類、音として「音楽」「しゃべる」「どうぶつのまね」「たべる」「ねむる」の5種類です。音の種類は増えていますが、自由度は小さくなっていますね。ピラーの方は2セット分つなげても動きました。また、ダイヤルを見れば分かるように、動きか音かどちらか選ぶ形になっているので、極端な場合、全部音にすると一歩も動かないことになります。

ツイスト

他には、音量がスイッチで大小変えられるようになりました。ピラーの音はかなり大きかったので、これも日本の住宅事情に合わせたのでしょうか。

ツイスト

最後に値段ですが、現時点ではツイストはピラーのほぼ半額です。1年ほど前ぐらいはピラーも3000円台で安売りしていたのですが、値段が戻っていますね。小学校でプログラミング教育開始と言うことで注目されてきたのでしょうか。

まとめると、ツイストは最初に言ったようにパーツ数を減らして値段を下げた廉価版であり、日本の住宅事情に合わせてカスタマイズした日本仕様ともいえるでしょう。