まずはHour of Codeから

code.org

code.orgは2013年に始まった世界の初等・中等教育機関でコンピューターサイエンスを学ぶカリキュラムを提供する非営利団体です。そのサイトではScratchに基づいたビジュアルプログラミング言語を使ってコーディング(プログラミング)を学ぶことができます。年齢層別のチュートリアルなどもありますが、小学校高学年でとにかく体験してみるにはHour of Codeからでいいかと思います。

Hour of Code

色々なチュートリアルがあります。スターウォーズやアナと雪の女王などのディズニー関連のキャラクターを使ったものもあります。

例として「Minecraft Hour of Code プログラミング入門」をやってみましょう。
4個のチュートリアルがありますが、一番初歩的なのがMinecraftアドベンチャーです。


最初に動画が出て説明がありますが、スキップして大丈夫でしょう。(内容を文章で見ることもできますが、小学生には少し難しい文章かと思います)

Minecraft アドベンチャー
キャラクターを選ぶとスタートです。それぞれのステージでのミッションが示されます。

Minecraft アドベンチャー
ブロックをドラッグ&ドロップしてコーディングし、クリアできれば次のステージに進みます。

Minecraft アドベンチャー
ステージが進むと繰り返しのブロックを使うなど内容が高度になっていきます。
すべてのステージをクリアすると修了証が発行されます。修了証は自分の名前を入れて印刷することもできます。(ステージは自由に選ぶことができるので、一瞬でクリアすることもできるので注意!)

Minecraft アドベンチャー

チュートリアルというのは丁寧すぎると長くなって子どもが飽きてしまったりしがちなので、こうしたゲーム感覚でできるチュートリアルは意欲を持続させるのに効果がありますね。

 

もっと楽しくSphero

Sphero社からはスターウォーズのドロイドの玩具も発売されています。

ドロイドR2=D2 R2-Q5

R2-D2とR2-Q5は高さ17cmほどです。専用のアプリを使ってスターウォーズの映画を一緒に見たり、自動パトロールさせたりすることができます。

ドロイドBB-8 BB-9E

BB-8とBB-9EはBOLTより少し大きくて直径8cm、頭部を入れると高さ10センチメートルになります。

で、これらのドロイドはSphero Eduアプリにも対応しているので、BOLTやMiniと同様にプログラミングして動かすこともできます。Spheroのロボティクスボールのシリーズも、もともとライントレースセンサーや超音波センサーなど搭載していないので、プログラミングして動かしてとなるとこれらのドロイドでも充分です。子どもたちもよく知っているスターウォーズのキャラクターなだけに、食いつきがよく、楽しく活動できます。

問題は価格ですが、もともとの価格は1~2万円程度と高いけれどもタイムセールなどでかなり変動します。また、やはりダークサイドのキャラは人気が低いようで、BB-9Eは最安値ではSphero Miniと変わらない程度でした。こまめにチェックすればかなり安く買えます。ただ、在庫がなくなればそれで終わりになりそうですね。

他にも円筒形のOllieとDarkside  Ollieというのも同様に使えるようです。